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「ホテル行く?」コロナ渦下で変わった、冗談。

コロナ渦下でもう3年。旅行、観光業界には大きな影響と、イノベーションがありつつも価格変動などホテルの価値が問われている。冷静に考えるとインバウンド観光によって過剰提供になった折、すでにシティーホテルが本格的にラブホテル化していた事実もある。「ホテルへ行く?」という意味が大きく変わってくれればいいと思う。

GWの3日4日、実は岸和田のシティーホテルに居た

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諸事情あって取材待機をしながら、数年前にオープンした馴染みのホテルに滞在した。大阪市内に住んでいながら近隣に頻繁にホテル利用するのは、仕事柄と捉えていただきたい。

仕事柄という意味では、バブル終焉期からホテルをタダで利用させていただ(取材)という経験は大切であり、サービスやお料理はじめ、さまざまなものを学んだ。

なぜ岸和田をあえて選んだのか?

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馴染みという理由もあったが、今年のGWに関して大阪市内の宿は高額だった。現状の大阪市内ホテルというよりはシティーホテル以下のサービスでしかないのに。穴場というか盲点というか…今回のホテルはビジネスというよりもシティーホテル並み。駐車場、朝食、温泉込みで1日5,000円ちょっと。あたりまえだが掃除、ごみ出し、2時間開けたら清潔で高級なベットが待っている。

一般的なGWの過ごし方を考えれば、この価格差は自分自身のQOLにつながるというものだ。

コロナ渦下の影響はホテルの格差をよぶ

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ダメホテルはいつまでたってもダメであり、不動産売却対象にしかならないと思う。旅館も同じ。旅行、観光産業の未来を考えるうえでコロナ渦は大きなチャンスだったと思う。やがてマスツアーを対象に、以前と同じような「ホテル価値」に引き戻るのだろう。

「バカンス」という概念が通じないと同じに「ホテル価値」もそうなのだ。付加価値を高めるうえで交流機会を提供するなど、農家民泊などで様々な事業を進めてきたが、日本に置いて宿泊滞在の価値観が違う。根本にその課題がある。

日本型宿泊滞在とは?

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欧米における巡礼の旅と異なり、日本での旅のスタイルを決定づけたのは参勤交代による街道整備とお伊勢参りだと思う。「モッタイナイ」が世界的に認識されいるなかで「タビノハジワカキステ」が知られていないのは、「エスディージーズ」とか言うてる業界に苦笑する。これが日本型宿泊滞在のリアルだ。

「ホテル価値」で考えてごらんなさい。「ホテル行く?」という言葉に対するレスポンスを。ホテルはそういうところでは決してない…と信じている。というか、利用者の価値観なのだと。

コロナは旅の価値観をどこまで変えるか?

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休日の分散化、リモート活用、宅配利用などそのチャンスはあった。しかしながら、またもや元のマスツーリズム、つまりは「タビノハジワカキステ」に戻りそうな予感がする。

良い身なりして、クルマに乗って、時間をかけて自身のプレジャー【pleasure】満たす必要があるのだ。ドライブイン、エンテランス、ドアマン、ラウンジ、働く人々、人との出会いが満ち溢れている。決して欧米型が正しいと言ってるつもりはない。日本型が必要だ。

ホテルは教育機関と考えてもいい。

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嫁も息子もいない現在だから、あえてそんなことを考えているという事実もある。しかし、ホテルから学べることは多い。

ホテルかで学びといえば模擬結婚式やテーブルマナー講座があったし、一部地域ではコロナ渦下での需要巣は少なくないという。ただ単純にそれがホテルのすることか?と疑問を感じる。「ホテル行く?」を助長するだけのような。

ホテルは教育機関と考えていてはどうかと。さらには生涯学習の拠点とするなど…。2泊3日のカヌー旅289,000円「なみまくら」、初期に参加してくれたカップルが星野リゾートの社員だったのは10数年前。笑かしてくれるわ。

 

 

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