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コンクリートから人へ…は神話と化した

悪名が高い鳩山由紀夫元首相の演説「コンクリートから人へ」は優れた指摘だったし、スローガンでした。しかし令和になって今、結果としてこのコロナ渦のなかコンクリートへの資金集中が感じられます。福島もそうでした。事故後、恐ろしいぐらいの護岸壁、擁壁護岸が海や川部を封鎖しています。自然災害を理屈にコンクリートが異様に動いています。

無駄なトンネルなど

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いつまでも供用されないトンネル。嘘みたいな本当の話ですが、いつまでたっても供用されないため、ゆるキャンの連中が根城にしていたり。面白いことに当時の作業員への対応なのか、付近には水洗トイレがあったりするので、結果的にそうなっちゃうのでしょう。

観光用トンネルと称されるもの、あと20年ぐらいたてば、都合をつけて稼働するのかもしれませんが。一説によると、このトンネルの開発許可を下した当時の県知事は、高級腕時計をもらったために現在も刑務所にいらっしゃる。うっかり忘れてしまいそうですね。

コンクリートへの国費投入におかしな部分

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ダムやら河川改修やらトンネル設置工事は大手ゼネコンが入ります。看板に書いてありますので、確認できるのですね。しかしいわゆるJV(ジョイントベンチャー)建設業における共同企業体のケースがそのほとんどです。リスク分散というかなんというか。

案外誰も指摘しませんが、一時期そのJVに東北の会社が名を連ねておりました。これが何のことか?いわゆる復興財源の利用ですね東北のミニゼネコンの名を連ねることで、その資格が不可欠。そのためにプレハブ住宅など現場近くに設置する。また、地元住民との接触機会を増やすことにより地域間交流をしています…それで地方創生。

まあ、個人的な印象ですので、すべてがそうとは申しませんが。東北から相当離れた関西の僻地に、なぜゆえそんな企業の社員が来ているのか?もちろんこれらは復興支援という国費投入です。

自然災害が増えるとコンクリートがふえる

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アメリカをはじめ、ダムの破壊、生態系の復きゅうはワールドスタンダードです。原発と同じなのですが、いわゆるトイレのないマンション。最近のように異常気象が増えると、ダムの保水量や河川の水位計に関心を集める方も増えています。国土交通省もさすがに昨年度にサイト更新(笑)しました。しかしですね、あれ…ダムにたまっている土砂など入っていないのですよ。誰も計算していない。

私は川下りをプレジャーとして数十年生きています。また、海も楽しんでいます。なので現場を見て、いつもぞっとしています。自然災害のおり、えらいことになるぞ。と。

そういったこれまでの「ほったらかし」に対応すべく、100年、1000年に一度の備えとしてコンクリートが使われるのでしょう。莫大なマネー(税金やちゅうに)で。熱海の件しかり。根本治癒のないまま、あそこに砂防ダムを作って安心するはず。

コンクリートに関する方々が実は…

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コンクリートに関する方々が実は…すでに財務大臣だったりするわけですが、おそらくもっと上のほうに散在しているとみています。日本の闇です。いくつかの推測を持っていますが、ここに書いたらややこしい。

弊社が企業当時、とある大規模なダム解説にむけての子どもたちむけキャンプイベントを運営しました。建設省ですね。百数十人の小学生を二泊三日、新設された親水空間、キャンプ場で遊ばせるもので、大成功でしたが、現場総指揮の私はダム関係者(建設省)二晩とも呼び出され、彼らの宿所(一番いいバンガロー)で正座して「反省」をしいられました。

コチラはコンクリよりも、ずっと頭がやわらかいのでしのぎましたが。あちらはコンクリなのでした。

持続可能とか言ってもコンクリは固い、高い

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精度の高いコンクリートを作るには川の石が不可欠です。しかしそれがない場合、過去の積層から採取する手法、輸入する手法があります。海の砂は取りつくしましたし、塩による劣化が問題視されています。郊外の砕石所は笑いが止まらないようです。高速道路などが通れば。

先日、奈良県某所を走っていると「ウメキタ」開発廃棄土を運ぶトラックの多さに驚きました。トイレのないマンション開発は、常にこうなのです。ましてやリニア鉄道などを考えると、どれぐらいの国土が捨てられ、コンクリート関係者が笑うのか。

ワクチンなどの対策は案外軽い問題で、真に課題としてとらえるべきはこのような現実ではないでしょうか?地方に行くと、いつもゾッとします。

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