渡邉隆が関わった動画、およびCF(コマーシャルフィルム)について、まとめておきます。思えば小学生のころから自宅にはライカやフジカシングル8があり、スプライサーまで大切に管理されておりました。この環境は、実に私のその後の人生に「編集」という概念を産み付けることになります。さて…これまで何を作ってきたか、これから何を表現していくのか、更新を続けながら、面白がってじっくり見ていただければと思います。なお過去作品に関しては肖像権や音楽著作権に問題があるとみられ、突然非公開にする可能性があるのでご了承くださいね。
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最新動画はドキュメンタリーと作品性
引き続き、実は動画を作成しております。とにかく表現に特別な機材が必要なくなったことと、youtubeという媒体が気軽に発表機会を作ってくれたことですね。最近は自分で撮影、社内で編集しています。改めて順次ブログにて発信しますが、下記チャンネルにご注目ください。
岸ぶら動画館
https://www.youtube.com/channel/UCCwWC1Ghcq7MwjiBp4fmSiw/videos
大阪湾チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCmyEqgZyYLzza4sC3Z6uxeA/videos
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CM番組制作のサポート、ディレクターも…
「大熱帯展」告知CF/弾超七劇場
制作:テレビ大阪
監督:渡邉隆
主演:子どもたち(タレント事務所)
オーディション、衣装制作、歌詞作成(ちなみにボールト楽曲は東西屋さん)、撮影編集と大変な作業でした。この2年前の「大アマゾン博」などでグループアイドルなどを作り出しており、ある程度は慣れておりましたが。<2005年制作>
「大熱帯展」番宣特番/弾超七劇場
制作:テレビ大阪
監督:渡邉隆
主演:子どもたち(タレント事務所)
このころインテックス大阪などで開催されたイベントの告知宣伝番組(特番)をいくつか制作しております。長尺物で40分程度でして、まぁこれがいかに大変な業務課というの学びました。<2005年制作>
「スピットファイヤー」イベント用動画/弾超七劇場
制作:ビッグウイング
監督:渡邉隆
主演:現在は有名なタレントさん(タレント事務所)、ばんちゃん
イベント会場でリピートしながら流すというCFでした。なのでアイキャッチ的なタイトルは繰り返し入ります。いわゆる通販もの…の表現に近いですね。不審者役のばんちゃんが泣かせます。<2004年制作>
「大阪アウトドアフェスティバル2001」告知CF/弾超七劇場
制作:テレビ大阪
監督:渡邉隆
主演:?
大阪アウトドアフェスティバルに関しては知らぬ間に福実行委員長などと称され、数年関りCFもたくさん作りました。セリフも考え倒して作っておりますが、このCMはロケ地選びで苦労しました。なんとなく海辺のイメージなのですが、実は…<2001年制作>
「びわ湖アウトドアフェスティバル2003」告知CF/弾超七劇場/
制作:カヌー工業会ほか
監督:渡邉隆
主演:公募タレント
「びわ湖アウトドアフェスティバル2003」告知なのですが、その面白さを伝えるうえで奈良県吉野川で撮影。カヌー遊びの振興に大いに協力しておりました。数年びわ湖で開催し、その後会場は和歌山に移ります。このイベントの復活を祈ります。<2003年制作>
「大阪モーターショー」告知CF/弾超七劇場/
制作:大阪モーターショー実行委員会ほか
監督:渡邉隆
ハッキリ言って肩の荷が重かったCMです。東京幕張で記録用に撮影した動画を、短期間で告知映像にせよと…なんだかわからないコクピット風のアニメを入れてごまかしました…というCMですね。しかし、プロモーションガールの選考などにも引っ張り出されて…何をやっていたんだか…。<2005年制作>
「RVショー」告知CF/弾超七劇場
制作:RVショー実行委員会ほか
監督:渡邉隆
CM制作初期のころですね。当時からCGを意識しており、それの活用を試みました。しかし、今じっくり見ると、飛んでくるクルマがぜんぜんRVではない(笑)。関係者は気づかなかったのでしょうか?<2001年制作>
意識せずにプロモーションmovieへ
堺自転車学習の紹介/弾超七劇場
制作:堺市、有限会社ピューパ
監督:渡邉隆
主演:みなさん
新学習指導要領の方向性変更に伴い、小学校の授業も変化しました。堺市自転車環境共生まちづくり事業「自転車総合学習」の企画・制作業務。スタート直後から導入してくれる学校が少なく、そのためのPVでした。ところがネット配信しているのに閲覧してくれる先生が少ない…そんな牧歌的な時代でした。<2004年制作>
まな旅サポート修学旅行/弾超七劇場
制作:ベネッセコーポレーション、JTB
監督:渡邉隆
主演:京都市中京区の皆さん、高校生のみなさん
新学習指導要領の方向性変更に伴い、修学旅行も変わります。ベネッセとJTBのコラボで体験的学習に事前事後の学習を組合すというもの。現在の課題探求・解決型授業につながるエッセンスが見えてきます。<2003年制作>
アドベンチャーサイクリスト/弾超七劇場
制作:関西サイクルスポーツセンター
監督:渡邉隆
主演:田渕鉄平
とある広告代理店の依頼で企画展の企画構成を引き受けました。アドベンチャーサイクリスト展。あぁ、もうこれは私しか実現できないなと。おそらくそれまでに実施していたアウトドアフェスティバルなどの企画展を見て、依頼したのでしょう。写真素材など素材を入手するのですが、面白くなく…たまたま、田渕鉄平というサイクリストにたどり着きます。彼は今でも人生の友です。松下電器産業の社員だったりするから、面白いものです。<1999年制作>
PH-7のご紹介/弾超七劇場
制作:松下電器産業オーディオ事業部
監督:渡邉隆
主演:みなさん
くろものとかしろものとか…令和ジャパンでは通用しないでしょう。しかし、くろものを変える動きがあり、それは流通への変化も引き起こしました。家電を無印良品など生活雑貨店で販売するという現象です。今ではあたりまえなのが泣かせます。デザイナーさんはMacintoshに転職され、現役で活躍されているそうで…なにか涙が出てきます。<1999年制作>
ポケベル世代調査映像/弾超七劇場
制作:松下電器産業オーディオ事業部
監督:渡邉隆
主演:みなさん
新しい事業を進めるうえでのマーケティング調査について、社内の理解を深めるというミッションで、仮説をもとにして取材し、制作したものですね。今見ると、かなり無理があると感じつつ、的確な予測は成立しているので興味深いところです。この動画をきっかけに慰安では伝説的語られるSL1200LTDやPH-7、shokWAVEが生まれたなんて…信用してはもらえないでしょう。<1996年制作>
「大阪体験」プロモーションVP/弾超七劇場
制作、監督:渡邉隆
主演:みなさん
<1994年制作>
諸事情により自社で説明せねばならない。特に、講談と落語の違いなど。話をしていお手もツーリストの営業マンには伝わらないもどかしさを感じて、自費でビデオを作成して問い合わせのあった会社や学校に送り付けた。その作品ですね。
なにわ、上方の文化について、良く発信できているといまさらながら感じます。なぜ現在のメディア関係者はこういうことができないのか?まあそれは良しとして、いまさらながら体験的学習など、本質的な意義を考えさせられる動画になってます。
希望の川/弾超七劇場
制作、監督:渡邉隆
主演:みなさん
映像制作の現場から遠く離れしまったのち、ふと、動画が必要と感じてしまいました。伝える手法として、紙媒体では足らない(インターネット以前のオハナシですよ)。で…これまで取材を受けたりした制作スタッフにお話を持ち掛けたとこと、格安で率いうえけていいよ。と。で…自分の活動をリアルに表現してほしいと申し出たうえで完成したのがこの動画です。まあ、自分の若いことにお驚きつつ、これが生業なのだと実感する次第で。当時の道具、クルマ、そして何よりも雰囲気を感じとってください。<1994余談ですが…この映像を公開したのはプレジャークラブクリスマスパーティーのみ。このイベントの実施で50万程度の借金を背負ったのは事実でございます。吉本興業め…<1994年制作>=========================
黎明期、特撮映画が作りたかったが…
おひなまつり/弾超七劇場
制作、監督:渡邉隆
主演:松本美恵子
忘れられない作品で自分のライブ演奏(電子ピアノ)とセットでなかれば完結しないという実験的作品でした。公開したのは覚えている限り3回。とある会場では非常に高い評価をいただいたことも覚えています。上映会はそのときに加えて、とあるスキー場のゲレンデ、そしてもう一回はとある海辺の防波堤をスクリーンとしたものでした。先日、実家をさがし回ったのですがフィルムは現存せず、残念な限りです。松本美恵子さんはすでに亡くなられたと聞きました。何とかフィルムをさがしたいと考えております。
<1988年制作>
ソウルV
制作:大坂写真専門学校 映画制作任意団体
監督;奥村なんとか(名前忘れた)
主演:渡邉 隆、その他(名前忘れた)
16ミリでの本格的な撮影に挑戦しました。ある程度は劇場公開を意識していたのですが、いきなり中心に立つわけはいかず、人の作る作品に参加してもらったという印象です。「点は爆発する」というすぐれた自主映画が奥村なんとか監督(名前忘れた)を作成しており、同世代として感服し、仲間の辻君というのが在日朝鮮人であった過去を振り返りつつ、物語は進みます。ストーリーは至極簡単、ソウルへ帰りたく辻君は苦労しながら友人の支援を得ながら舞鶴にたどり着く。しかし、ソウル行きの船はなかった…辻君は自殺してしまう。今思うと、このメンバー河瀨直美と同級生なのだすわ。<1987年制作>
街 第二話 土管/弾超七劇場
制作、監督:渡邉隆
主演:村上泰輔
それほど意識はしていなかったのですがPFFに応募しないかと?コンテストなどはしょうもないと考えていたのですが、誘われたからしょうがない。何か作らねば…として生まれたのがこの「土管」であり、バブル期における若者の心理状態をうまく表しているように今は感じられる。息子に見せたところ「父ちゃんジッソージ意識しすぎ」といわれ、なるほど納得した世代。なお余談だが、この翌年、どうやら私に似た登場人物が出てくる「花火」(小池隆 監督)という自主映画はPFFでえらい賞を取っている。土管の撮影監督であった。<1987年制作>
パンティージョーンズ<Pntyana Jones >
制作:関西外国語大学映画研究部
監督;加藤雅弘
主演:渡邉 隆、ひろひろ(名前忘れた)
「赤い靴」をさがすパンティージョーンズという設定で宿敵「Mr.川口」と死闘を繰り返すという物語。まぁ、好きに演じさせてもらい面白かったが、作品性という意味ではそれほどでもなかったかと。しかし…後半の一部に渋い曲が流れ、パンティージョーンズが梅田駅の階段で立ち止まるという表現は泣かせるものがあり、加藤雅弘という監督のすごみが感じられた。ワーナーにお勤めとか。残念ながらデジタルデータは入手できません。加藤雅弘さん、お持ちでしたらご提供願います。<1986年制作>
タイトル不明<わすれた>/弾超七劇場
制作:関西外国語大学映画研究部
監督;女子(名前忘れた)
助監督:渡邉 隆
主演:植田、原田龍一、福井千佳
夏休み合宿で短編映画を作るというミッションで、今思うととても斬新だと思えるのですがLGBTを取り上げました。この作品はBGMを中心とした展開で、その後の私の映像表現に結びついてきます。波、海岸、ゲイの二人、どうしようもない…できてしまった彼女。そういう表現を試みております。毛の生えた乳首のアップとか執拗にマクロ撮影した記憶があります。残念ながらデジタルデータは入手できません。関西外国語大学映画研究部のみなさん、お持ちでしたらご提供願います。<1986年制作>
金のコリドー
制作:関西外国語大学映画研究部
監督;原田龍一
主演:(名前忘れた)、渡邉 隆
諸事情があり希望大学は諦め、自宅から一番近い大学に入りました。授業はとてもつまらなく、結局何かしておくために映画研究部に所属。この年は映画主演2本、言論大会で優勝そのほか自分自身のポテンシャルに気づかされた年でした。翌年、便利屋に入って、その実社会での応用度に叩きのめされるのですが。
さて、金のコリドー。残念ながらデジタルデータは入手できません。龍一さん、お持ちでしたらご提供願います。
主人公がなぜか自動販売機から無限いお金出てくるという現象に見舞われ、そのお金の出元が助演の私ポケットだったというオハナシです。<1986年制作>
枚西マン2 パルカン星人の逆襲<ビバルディーの春>/弾超七劇場
制作、監督:渡邉隆
主演:大塚博史、杉本有美、濱崎貞弘 当時テレビ番組では「NG集」というものが流行し、あたりまえのように横行しており、その余波という感じで枚西マンのNG集を作れと要望されました。しかし…そういった楽屋落ちは制作者としてどうも腑に落ちなく、NG集を遂行しながら別の作品を作ったというものです。ビバルディーの春…なぜこの曲を選んだのかは覚えていませんが、パルカン星人のなかのヒト(柿博士として現在は超有名人!)がベストショットを撮影すべく、努力している姿が印象的なのです。<1985年制作> #自主映画 #高校生 #枚西マン #枚方西高校 #パルカン星人の逆襲
枚西マン2 パルカン星人の逆襲<デジタルリマスター版>/弾超七劇場
制作、監督:渡邉隆
主演:大塚博史、杉本有美、濱崎貞弘
特撮映画、高校2年生にとっては超大作でした。制作費38万円、アルバイトで稼いだ記憶があります。モデルアニメーションなどの導入はわかりやすいのですが、AF機能やまだ勘違いしている合成処理などが泣かせます。しかし一見の価値は大いにあり。実はこの作品、英語訳をつけて、改めて公開しようかと考えております。枚方西高校はこの後、廃校になってしまいました。Foeverとか…正直なところ、母校が無くなることが痛ましいのです。<1985年制作>
枚西マン<デジタルリマスター版>/弾超七劇場
制作、監督:渡邉隆
主演:小島裕、濱崎貞弘
初めて挑戦した映画がこれでした。基本は高校一年生の文化祭出展作品ということだったのですが、よくある話で、クラスの誰もが何も主体的にヤル気がなく、仕方ないので手を挙げたという始末で。まぁ、途中で数名のクラスメイトがペール袋をかぶってアンドロイドに扮しているあたりが「しゃあないあ、助けたろうか」という意識を感じさせます。特筆すべきは「ブルーバッキング」と手法を大いに勘違いしており、青くすれば透明になると思い込んで合成映像を作っている点です。アホ丸出しです。しかしフィルム代は高価でしてね。今一度、後日あらためて濱崎貞弘(パルカン星人)とバカ話などを交えて、公開したいと考えております。<1983年制作>
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