高校2年生にとっては超大作!制作費38万円
枚西マン2 パルカン星人の逆襲<デジタルリマスター版>/弾超七劇場
特撮映画、高校2年生にとっては超大作でした。制作費38万円、アルバイトで稼いだ記憶があります。モデルアニメーションなどの導入はわかりやすいのですが、AF機能やまだ勘違いしている合成処理などが泣かせます。しかし一見の価値は大いにあり。実はこの作品、英語訳をつけて、改めて公開しようかと考えております。枚方西高校はこの後、廃校になってしまいました。Foeverとか…正直なところ、母校が無くなることが痛ましいのです。
教師の巨大化、モデルアニメはハリーハウゼンの影響
当時、円谷東宝怪獣映画や東映ヒーローものに傾倒しており、自身でもアルバイトで東映パラスにおいて特撮ヒーローステージサンバルカンのバルシャークに扮しておりました(1回でクビなったけど)。ただしその真剣な舞台裏を学ぶことができ、これは現在においても影響しています。しかし高校生の自主映画作品が隆盛を極めたこのころ、「○○マン」というものが各地に発生します。たいていは東映物のコピーでした。
なので、作風を変えて精度を高める意味でハリーハウゼン風ののモデルアニメーション導入しました。今見ると「アルゴ探検隊の冒険」と同じカットが多いことに気づき、笑ってしまいまいます。
余談では…パルカンシップほかミニチュアの撮影は同年の5月連休に自宅で立てこもって撮影され、最後の円盤炎上シーンではボヤを出してしまい、人生ではじめて消火器を使って火事を免れたということもなつかしい記憶です。
制作、監督:渡邉隆
主演:大塚博史、杉本有美、濱崎貞弘
<1985年制作>
その他代表的な動画は「動画映像、CF。PuPAの世界観」こちらをご参照ください。
https://asobo.co.jp/community/movie.html
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