AI導入によって観光協会などの業務量は1/3程度低減できる。
まぁその流れはもっともでしょう。
かくいう弊社オフィスにもAI搭載機器が徐々に増えつつあり、IoT(Internet of Things)の現実化を感じます。ガスコンロなど、なかなか便利であり加熱、温度調整など勝手にやっていただけるので「良い子ちゃん」など称賛してしまうのです。
さて…ここです。なぜ「良い子ちゃん」なんていうような名前を付けてしまうのか?ここにAIと日本独自の“なんだかわからないもの”の関係に気付くわけです。
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日本のロボット(AI)は涙を流す
25年前、Macを導入して「ドラえもん」のように感じ、その後Winに切り替え「ロビィザロボット」になったなと実感しました。あれから…どのように変化したのか。どこかに違和感を感じた…Winにはなじめない自分がいました。
スマホを経て情報理解、発信能力が退化した結果、アラブの春が起こり…いまOSは「ロボットハック」に向かっているのか?「フライデー」ちゅうやつもおったなあ…それから…日本のロボット(AI)は、なぜに歴史的に皆、涙を流すのだろうか?
米国のロボットは泣くわけがない。しかし、日本のロボットは泣くのです。ロビィザロボットや、フライデーは“理解不能”というサインを出します。次いで機能停止ぐらいまで…しかし日本のロボットは泣くのです。実はここにAI、IT産業における日本の利点を推測してしまうわけです。ロビィ(Win)と仕事はやっておりますが、正直面白くないのです。泣く前につぶれ(買いかえろと…)やがりますので。
キューティーハニーをみてください
アマゾンプライム会員なら無料でご覧いただけます。第一話はもちろんエンディングでも泣きっぱなしのキューティーハニー。第一話はタダで見れるのでたっぷりお楽しみください。
【公式)キューティーハニー 第1話「黒い爪がハートを掴む」】
https://youtu.be/BInwUlJ-YhM
クロサワ、イチカワと同等に戦えるレベルのカット割り、美術センスもすごいのですが…やっぱり日本のAIは「泣く」ことから入るのだと感じ入ります。東映動画のロボットはほとんどすべてが泣きます。ジャイアントロボあたりからキカイダーを経てロボコンなんぞは…国民性?なんだかわからないと感じます。しかしうちの会社、社長は良くわかるわけです。
信仰に準ずる意識か?ウルトラシリーズも
テレビの映りが悪かったりする(アンテナの時代の話ですが)と、たたいたり「しっかりせいよ…」と声掛けしたり。そこに根拠は全くない。機械は我が家の一員なのですね。
おそらくこの感覚は新興国はもちろん、欧米にもないでしょう。AIという科学技術の進化を経て、その次とかを想像していくとプロセスを経験しながら「なんだか分からないチカラ」を求めていく日本人像が見えてきます。
たとえばウルトラマン、ウルトラセブンとは「鳥居」ではないか?どこか分からん宇宙(M78星雲/ウルトラ星ではない…)からなぜか日本人を助けにくる…
結果的にこういうデザインになったあたり(セブンは青にしたかったと成田亨センセは後述してますが)、関連がないとは思えません。両作品の制作に沖縄出身の方々が活躍したことも、どこか恣意的なものを感じます。
ヒーロー像に見る無意識的な“わからない力”はAIのカギ
ミスターK(アメリカ移住後の日本人?)による麻薬、偽札、戦闘機売却などで日本経済を粉々にし、キャッシー、ロリータ、オルガ、ダイアナ、ミッチーなど混血(ハーフ?)をイメージさせる女性幹部が襲い掛かる…。
平成(令和もか?)日本とシンクロするようなリアルな設定です。
【川内康範(Wiki)】
>>> 川内康範(Wiki)
迎え撃つのはインドの山奥で仏敵ダイバダッタ(日蓮宗さん時宗さんなどでは仏敵としていない)のもとで修行した“ヤマトタケシ”で、“なんだかわからないチカラ”をふるうのです。
痛快ではあります…とにかく、川内康範さんのプロデュース力も“なんだかわからないチカラ”だったのかもしれないですね。
「月光仮面」や「おふくろさん」、「まんが日本昔ばなし」もつながっているとみて良いかと。このあたりがAIの次のチカラか?
なにかこのあたりにヒントがあるような気がしたりもします。
しかし悪用は簡単 これも昔のヒーローが示してくれている
ボアジュースをご存知でしょうか?私が大学生のころまだ“敵製飲料”という言葉が残っていました。敵(宇宙人やアメリカ人が日本の政治家と結してつくったAIなど)に対して少年が“なんだかわからないチカラ”で勝利を得る…ボアジュースは国民の洗脳手段として使われたわけで…また改めて飲料を飛び越えてMacやWinにたどり着きますね。
神道とか、仏教とかがTPP、トランプ、FTAなどに対峙するといった構造とも受け取れます…今見ても。
【空飛ぶゆうれい船(Wiki)】
>>> 空飛ぶゆうれい船(Wiki)
1969年の作品ですね。凄いスタッフが名を連ねております。
しかし、どこか反れるのです、日本は。世界征服は目論見ないといいますか、なんというか。「2人乗り小型オープンスポーツカー」の生産累計世界一としてギネスブックに認定。
【「ユーノス・ロードスター」wiki】
>>> 「ユーノス・ロードスター」wiki
実は開発、プロモーションのお手伝いをしていたわけで…あのころのマツダには「なんだか分からないチカラ」が憑いておりましたね。
マツダの語源は皆さんご存知ですか?「MAZDA」となっているのはアフラ・マズダーの英語表記(Ahura Mazda)アフラ・マズダ、どこかに信仰とモノに対して意識を吹き込むような感覚がありました。よく覚えています。
日本のサブスクの原型は「伊勢講」か?
「お伊勢さん」をはじめとして“講”というシステムがあります。旅行業界の最古事例とも呼ばれます。
どうもこのあたり、日本人はとっても弱く(偉く?)ちゃりんチャリンと払ってしまうのですね。なんだかわかりませんが、自然災害の多さとかが影響しているとか考えてしまいます。
このあたり…まだまだ探求を進めねばなりませんが、AIと日本独自の“なんだかわからないもの”の阿保らしさとともに、世界的な新しいビジネスへのつながりを感じます。
可能性というべきか「泣くアンドロイド」は。
感情移入、信仰、歴史的劣等感、共同体意識…第4次産業革命とか紋切り型に論されますが、「付喪神(つくもがみ)」なんという言葉もどこかに残しておいてほしいのです。
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