諸事情があり、空き家になっていた実家を解体する運びとなり、セドリというか…なんといいましょうか売れるものがあれば現金化できるかしら(古物商免許あり)と考えて高校時代まで住んでいた書棚をのぞくと【原色怪獣怪人大百科】がありました。
これが実に面白く、特にゲルショッカー怪人に惹かれてしまったのです。生物同士を合体させる破壊兵器(生き物)に、小学生時代からえらい時間を経てインスパイアされてしまいました。冒頭に置いている画像はクラゲウルフ…クラゲと狼の合体です。素晴らしい。なぜか?遺伝子組み換えの恐ろしさが身近にあると感じているからでした。
ショッカー以上の科学力と戦力…はぁ?なに?
Wikiによるとこう解説されています。
ショッカー以上の科学力と戦力を誇り、ブラック将軍いわく「日本征服のためには殺戮、暴動、破壊、あらゆる悪の限りを尽くす」。ショッカーの野望を数多く潰えさせてきた仮面ライダー1号・2号も、ゲルショッカーには苦戦を強いられることが多くなった。怪人はショッカーとは異なり2種類の昆虫や動植物を合成させた合成改造人間で、戦闘員もショッカー戦闘員より強化されている。
クラゲウルフ、サソリトカゲス、ガニコウモル、イノカブトン、イソギンジャガーなどなど生物を組合すことによって新しい生物を生み出し、仮面ライダーの活動を抑止するというわけです。まぁどっちもテロ軍団と見えますが、引っかかったのは遺伝子の組み合わせという点です。
そこには…
以前ブランド野菜の販売にかかわった折に「F1種」という、のちに配合できない種苗の存在…いわゆるパテントの保護という概念を知ったからでした。ご存じの通り、種苗の価値は新たな国際ルールを設定しなければならないほど深刻です。しかし…ブランド野菜とは何なんだ?という疑問が残ります。
普通にあるブランド野菜とは?中森明菜か?
私の知っているゲルショッカー怪人を描いてしまいました。「聖子に似ているやつを作れ」「しかしちょっとちゃうやつ作れ」「聖子の逆やらせろ」
人間と人間をかみ合わせるという新しいゲルショッカー怪人が生まれました…中森明菜さんです。
生き物と生き物を組み合わせるゲルショッカーは滅び、機械と生き物を組み合わせるデストロンが登場。しかし後半ではまた生き物どうしの組み合わせに終結。何か次の次元に進みそうですね。
まあ、その話は別として遺伝子組み換え野菜の穀物に関して日本の輸入制度は甘すぎでして、アメリカの要望通りに飼料として輸入されています。アキナセイコなら笑って聞き惚れてみようと思いますが、ブタトリヒツジワギュウとか…それはいただけません。
仮面ライダーにおいても、どこかでプロデューサーが忌避したのでしょうか?この改造は禁忌…インセントタブーに触れるというか…わずかゲルショッカーは18話で終了します。
普通にある野菜…もともとの暮らしとは?
かくいう私も改造人間です。きっぱり言います。
鎖骨の複雑骨折でジェラルミン金属を内蔵しております。サイボーグの仲間入り。ついでに加速装置も付けてほしかった。
サイボーグの果てはゲルショッカーに見られる動物の遺伝主配合にあるとして、すでに人類はこのタブーを犯してしまい、世界経済の大きな武器にしてしまいました。私たちの子どもたちには何を食べさせるべきでしょうか?
令和時代のリアルは…このような感じ?
【原色怪獣怪人大百科】にはこんな方々も。
インセントタブーはできないものとしてAIなどの進化が進むと…このような感じでしょうか?
ゴキブリスパイクは勘弁していただきたいですが、コシカケマンはまだマシかと。
しかし、すでに普通に遺伝子組み換え食物が蔓延している今、ゲルショッカーの世界戦略は着実に広がっていると思います。
この記事へのコメントはありません。