新学習指導要領における「総合的な学習の時間」は、評価がさまざまに分かれるところですが、地域に開かれたカリキュラムを導入できているという点で、おもに小学校において大きなメリットがあったといえるでしょう。

 

 自転車のまち堺市の堺自転車環境共生まちづくり企画運営委員会からの委託事業として、2003年より「自転車総合学習」という先生方むけの支援ツール(CDロム)を開発し、導入・普及活動として堺市内の小学校へ定期的に赴き、授業のお手伝いを続けています。

 

 校区におけるハザードマップ(あぶない道路)の作成や、安全な乗り方、交通ルールの遵守の要素(交通安全)。そして、放置自転車問題やお互いに気持ちのよい自転車走行を心がける公共マナー遵守(小学生による社会参加)、さらにはクルマとの比較による自転車利用の促進(環境保全の要素)、定期的な運動の促進、食育指導(健康増進)までを視野に入れて総合学習が展開されています。

 

 小学生にとって唯一の高速移動手段である自転車。それだけに授業には、強い関心を持って取り組んでくれています。地場産業への知識とともに、地域に住む誇りも育みたいと考えています。

 

●堺自転車環境共生まちづくり 自転車総合学習支援ツール

●自転車博物館 サイクルセンター